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高反発マットレスのおすすめの選び方 ~快眠のすすめ~

 

眠りが浅い日が続くと疲れが取れず、ストレスも溜まってしまうものです。
人生を送る上で大切な「睡眠」の状態を「不眠」「安眠」「快眠」などと表現することから、世間の関心度の高さが察せられます。

 

なかなか寝付けない、朝目覚めたときの熟睡感がない場合を「不眠」と呼び、「安眠」は不安なくぐっすり眠ること、さらに「快眠」は心地よい眠りで朝はすっきり快適に目覚める状態です。

 

ここでは快眠を得るための生活パターンを考えながら、睡眠環境に大きく関係する寝具(マットレス)の選び方を説明します。

 

 

 

 

 

1.快眠を得るための条件

 

厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト『e-ヘルスネット』によると、生活習慣には 運動や入浴など快眠に直接関わるものと、規則正しい生活によって 「体内時計を24時間にきっちり調節する」ことで間接的に快眠を導く2つの役割があるとされます

e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」より)。

 

良い生活習慣の例として「いつものように午前6時に起床“朝の光で体内時計をリセット”して1日をスタート。朝食をとって“脳のエネルギーを補給”したあと、日中の活動は外に出て“自然光”を浴びることで昼夜のメリハリをつける。短時間の昼寝も効果的で、夕方頃にはライフスタイルに合わせて運動する習慣を。入浴は就寝の2~3時間前が理想的。夜は明るい光を避けて、暖色系の蛍光灯を使う」といったポイントが示されています。

 

一般的に夕食は就寝する3時間前までに済ませたほうがよいと言われます。就寝時には食べたものを消化し終わっていることが望ましく、寝る前に食べてしまうと胃腸は消化を優先するため眠りが浅くなってしまうからです。就寝までに時間が無いときは消化のよいものを少量摂る程度にしておきましょう。
またスマホやパソコンは光源の刺激が強く、脳を活性化させてしまうので、使用は就寝の2時間前までにしましょう。

 

『e-ヘルスネット』は「よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」で寝室の温度/湿度・音・光など「寝室環境」を整えることや、「寝床内環境」をつくる寝具(枕・ベッドマット・布団)といった睡眠環境の重要性について言及しています(e-ヘルスネット「快眠のためのテクニック」より)。

 

寝た時の姿勢や寝返りは「睡眠の質」と大きな関係があり、快眠を得るために良い寝具を選ぶうえで知っておきたいのがベッドマットレスの種類と特徴です。

 

 

 

2.高反発マットレスと低反発マットレスの違い

 

マットレスは素材によっていくつかの種類に分かれますが、最も多く使われているのはポリウレタン(プラスチック樹脂)を発泡剤などで発泡させたウレタンフォームを素材にしたウレタンマットレスになります。

 

低反発マットレスの素材になる低反発ウレタンフォームはもともとNASAの宇宙計画の為に開発された技術を応用した素材で、衝撃を吸収しやすいのが特徴です。軟質ウレタンフォームとも呼ばれ、食器洗い用のキッチンスポンジに使われているので手にしたことがあるのではないでしょうか。

 

ほかには自転車のサドルやイスの座面、車のシートなどクッション材に用いられています。とても軽くて弾力があり復元性が高いのでさまざまな場面で重宝される素材といえるでしょう。

 

対して「反発力」の高いウレタンフォーム高反発ウレタンフォームと呼ばれます。
消費者庁は「ウレタンフォームマットレス」を「あらゆる形態で用いる寝具用のもの」と定義しています(消費者庁ホームページ「ウレタンフォームマットレス」より)。

 

JIS規格(JIS K 6400-3)により反発弾性が定義されており、試験片に500mmの高さから鋼球を落下させ、跳ね返った高さから反発弾性を求めます。

 

マットレスとしての大きな違いは寝た時に体が沈み込む度合いです。
高反発マットレスと聞けば叩いたらコンコンと音がするようなイメージですが適度な弾力と反発力があり、手のひらで押さえて凹んだ部分がすぐ元に戻る感覚です。高反発マットレスは反発弾性が50%以上の反発力が高いものを言います。

 

一方の低反発マットレスは手のひらで押さえたら、凹んだ部分がゆっくり戻ってくる感覚です。低反発マットレスは反発弾性が15%以下の反発力の低いものを言います。

 

 

特長としては、高反発マットレスは底付き感も少ないのでベッドフレームなどに敷いて1枚で使うのが普通ですが、低反発マットレスの場合は敷布団やマットレスの上に重ねて寝心地をよくするために使うことが多いです。

 

低反発マットレスはその性質から折りたたんだり丸めたりできるので移動させやすく、収納性に優れています。
高反発マットレスに寝ると適度な反発力があるので、体が沈み込みすぎることなく自然と寝返りができ本来の姿勢で眠れるため、より良い寝心地が得られます。
低反発マットレスは反発力が弱い分、体が沈み込んで包み込まれるような寝心地がある反面、寝返りが打ちにくいことがデメリットとされます。

 

 

 

3.種類別にみる高反発マットレスの特徴

高反発マットレスには鋼鉄製のスプリングを素材にしたコイルマットレスとウレタンフォームなどコイル以外を素材にしたノンコイルマットレスがあり、コイルマットレスはさらにポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレス、高密度連続スプリングマットレスに大きく分かれます。

 

ポケットコイルマットレスは不織布の小さな袋にコイルを入れてマットレスに敷き詰めた構造で、コイル一つ一つが独立して支えるため体にフィットして柔らかな寝心地があります。重い腰の部分などに体重が集中しないため体圧分散に優れており、横揺れしにくいので振動が伝わりにくく、きしみ音が少ないのがメリットです。ただコイルが独立しているため比較的に通気性や耐久性が低く、比較的価格が高いのはデメリットといえるでしょう。

 

ボンネルコイルマットレスはコイルを連結させた構造になっており「面」で体を支えるため、緩やかに沈む感覚があります。通気性と耐久性に優れ、ポケットコイルマットレスよりも比較的リーズナブルな価格になります。
ただ、面で支えるため体とのすき間ができやすく体圧分散性が悪いのと、横揺れが激しいため振動が伝わりやすく、きしみ音が出やすいのはデメリットになります。

 

 

高密度連続スプリングマットレスは、1本の鋼線を連続して編んだ構造で、部分的に沈み込むことがなく寝姿勢を保つことができ、横揺れが少ないのと通気性がよいのが特徴です。

 

ノンコイルマットレスの素材にはウレタンフォームのほかにラテックスや樹脂製ファイバーがあります。

 

マットレスの素材に使うラテックスは、ゴムの木から出る天然の液体を発泡させ凝固させて作られたゴムの一種です。化学材料を原料に作られる合成ゴムを「ゴム」と呼ぶのに対してラテックスを原料に作ったゴムを「天然ゴム」と呼ぶ場合もあります。
ラテックスマットレスは天然ゴム特有の弾性があるため柔らかさと高い反発力を兼ね備えており、体圧分散性や耐久性が高く、殺菌性や防虫効果もありダニを寄せ付けないのがメリットです。
しかし天然ゴムなので通気性が悪くて蒸れやすく、ゴム臭が気になることがあり、重くて取り扱い難いのがデメリットで価格も比較的高くなります。

 

ファイバーマットレスはポリエチレンやポリエステルなどを釣り糸のように固めた樹脂製のファイバー素材を使っており、通気性と体圧分散性が高く、水洗いができるので衛生面でも優れており、硬さが変わりにくいので耐久性が高いのがメリットです。
一方、復元率が低いためへたりやすいのと、寝心地も柔らかい感じがしない、通気性が良すぎて保温性が低く冬は寒く感じるのはデメリットになります。

 

 

ノンコイルマットレスの中でもやはり一番におすすめの素材は高反発ウレタンフォームです。特に高密度~超高密度の品質の高いものは快適な睡眠を得るための機能性やコストパフォーマンスにおいて現代日本人ユーザーに最も人気の素材です。

 

 

4.睡眠の質を向上させるベッドマットレスの選び方

 

 

睡眠の質には寝姿勢や寝返りが大切ですが、それは背骨と関係してくるからです。背骨の中には脳から連続する中枢神経である脊髄が存在しており、周辺には脊椎に沿って交感神経幹という神経の束が通っているため背骨の歪みはさまざまな心身の不調につながるといわれます。

 

真っ直ぐに立った姿勢(正常立位姿勢) に近い背骨のラインを保つことが理想的な寝姿勢とされるため、ベッドマットレスもそのような特徴をもつものを選ぶことで睡眠の質の向上が期待できます。

 

仰向けに寝た時、直立姿勢と同じように背骨がなだらかなS字カーブを描いている状態が望ましく、適度な反発力がある高反発マットレスは腰の部分など重たいところが沈み込みすぎないので背骨のS字カーブを維持しながら朝までよい寝心地を得ることができます。

 

 

 

 

一方、低反末マットレスのように反発力が弱いと、体が沈み込みすぎてS字カーブが崩れてしまう可能性があります。また厚さが薄いと体が沈んで床についてしまう「底付き感」があり、快眠を妨げるばかりか腰痛の原因になりかねません。

 

また横向きに寝た時は、頭が適切な高さに保たれて背骨が真っ直ぐになることで、首や肩にかかる負担を抑えられます。
腰が沈み込みすぎず頭や体の重みを分散してくれる、適度な高さや弾力がある高反発マットレスを選んで理想的な寝姿勢を作ることが必要です。

 

なお、うつ伏せで寝るのは一時的にリラックスできますが、背骨や首がねじれるため体の歪みを考えるとおすすめできません。

 

寝姿勢と同様に大切なのが寝返りです。一般的には大人で無意識に10~30回ほど寝返りをするとされ、もし寝返りを打たずに同じ寝姿勢でいると、体の一点にばかり負担がかかってしまいます。
寝返りは負担を分散させる役割があり、ストレッチと同等の効果があるといわれます。
寝返りを打つことで布団内にこもった湿度を逃がし、適切な気温・湿度を整えて寝床内環境を保つことになります。

 

寝た時に体が沈み込み過ぎず反発力のある高反発マットレスだと寝返りを打ちやすいのですが、低反発マットレスの場合は体が沈み込んで包み込まれるような寝心地がある代わりにそれがじゃまになって寝返りを打ちにくいのがデメリットといえるでしょう。

 

そうした理由から快眠や腰痛対策には高反発マットレスをおすすめします。
このように寝心地だけでなく寝姿勢が背骨の歪みにつながりにくく、寝返りを打ちやすい高反発マットレスの人気が高まっています。

 

 

 

5.メーカーやブランドで違うベッドマットレスの特徴

 

高反発マットレスの種類や特徴を知った上で、さらにメーカーやブランドのホームページなどを見てよく吟味しましょう。

 

株式会社リフレーションジャパンによる快眠寝具ブランド『SOMRESTA(ソムレスタ)』のコンセプトは「日本人の睡眠負債や座り過ぎ生活による体や心の疲れを解決するために、眠りと寝具のプロが現代の日本人に合った、より良い睡眠環境をご提供していく」ことです。

 

商品の機能やサイズについても詳細に明記しているので参考にしてみてください。
特におすすめはベッドマットレスのほか、敷布団の様にも使えるオールマイティで一番人気の「SOMRESTA マットレス PREMIUM」です。
サイズもシングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブルと豊富にラインアップしています。

 

「寝返りがしやすく、ぐっすり熟睡して翌朝スッキリ!!」、「高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなど機能も豊富でキルティングカバーも外して洗えるのでとても衛生的で安心して使用できます」とユーザーに好評です。

 

商品スペックも「復元率:99.6%(24万回圧縮時)/硬さ:硬め 154ニュートン(154N)/反発弾性:60%」と他を圧倒する高スペックです。

 

同じ高反発マットレスでもホームページなどで情報を見ると違いが分かるので比較しながら選ぶようにしましょう。

 

 

 

まとめ

以上、快眠を得るための条件に触れながら、高反発マットレスの種類や選び方をご案内しました。
「睡眠の質」は健康につながる大切な課題であり、そのためによい寝具選びは欠かせません。
あなたに合った高反発マットレスを見つける際のお役に立てると幸いです。

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